【不安解消】実体験に基づき自動二輪車製造現場での仕事内容について解説


お元気ですか、まろひでぢです。
皆さんの中には雑誌やwebで工場勤務の記事がよく載っていて月収が高くて魅力的だけど、その分大変で続けるのが難しそうだなと一歩踏み出せない方がいらっしゃると思います。

そのようなモヤモヤを抱えている方も工場勤務について具体的にイメージが出来れば、不安なく大きな一歩を踏み出せると思いますので、3つの企業の工場勤務を経験した私の実体験を記していきます。

私は、過去に自動二輪車のエンジン部分の製造現場・ICチップのモールド工程,ワイヤーボンド工程(クリーンルーム作業)・エアコンの製造ラインで働いていました。今回は、自動二輪車の製造現場について話をしていきます。

自動二輪車のエンジン部分の製造現場

■経験した業務内容

・洗浄後の部品に付着している水分をエアガンにて飛ばす作業

前の工程から小さなベルトコンベアで部品が自分の手元に流れてくるので、それを受け取り、回転可能な台の上にのせて、水分が完全に無くなるまでひたすらエアガンにて噴き続けます。

完全に水分を飛ばすことが出来たら次の工程へと部品をベルトコンベアで送り、作業完了です。

エンジン内に水分が残っていると内部の錆につながったり、オイルの粘性劣化によりエンジンの焼き付けなどのトラブルを発生させる要因となりますので、大変重要な業務となります。

作業場所は定位置となり、前工程から流れてきた部品を取る時や次工程に部品を送る際に少し動く程度ですが、エンジンのあらゆる場所をエアガンで噴き続けるので、腕の筋肉は結構使いますので、最初は筋肉痛になる方もいらっしゃるかもしれません。

筋肉痛に効く湿布や鎮痛消炎剤などを用意しておくと、安心ですね。

・エンジン部品を成形する作業

下請け企業から納品されたワークを機械装置にセットして徐々に形を整えていく作業となります。機械装置には穴を開けるものや、ワークに他の部品を押し込むものなどがあり、機械装置を自分で歩いて回っていきます。

作業の順番としては、納品されたワークをローラ上で転がして機械装置まで運びます。機械装置に作業が完了したワークが付いていますので外し、そこに運んできたワークをセットして機械装置の作業スタートさせます。そして外しておいたワークをローラ上で運び、次の機械装置で作業が完了したワークを外して、運んできたワークをセットしていきます。

5つぐらいの機械装置を作業して一通り作業は完了します。

作業時の注意点としては、穴あけの機械装置ではワークの切りくずを洗い流すためにオイルが使われていて、ワークを機械装置から取り外すときやセットするときに大変滑りやすくなっています。

手を滑らせてワークを落としてしまうと外観に傷が付いたり、歪みが発生して部品の精度に問題が出るため、廃棄する事となります。慣れてくると感覚でやってしまいがちですが、一つ一つの作業を丁寧に確実に行うことを心がけて実施しましょう。

作業場所は、各機械装置を自分で回るため、一周15mぐらいの距離を何度も歩くことになります。

確かに運動量は増えますが、各機械装置を自分で回るので慣れてくれば機械装置の作業が完了する前に次の装置に行けるので、作業が完了するまで少し休めるようになります。

自分のペースで作業を進められるという点では気が楽でしたね。

■勤務体系

3交替制の勤務でしたので、①06:30~15:20 ②14:20~22:50 ③22:00~翌6:40といった勤務を一週間ごとにローテーションで繰り返していました。

それまで夜勤を経験した事が無かったので不安がありましたが、実際に勤務し作業を開始してしまえば、眠くて仕方がないといった状況にはなりませんでした。

私は寝ないともたないタイプなので、夜勤の時は家に帰ってお風呂に入って全身の汚れを落とし、食事をした後にいったん寝ます。その後夕方6時ぐらいに起きて食事を取り、軽く寝られるようなら少し仮眠を取ったあと出勤していました。

希望すれば日勤のみの平常勤務 08:00~17:00,2交替勤務 ①06:30~15:20 ②15:20~23:55 などの現場に配属してもらう事も可能かと思いますので、面接などで自分の希望を正確に伝えておきましょう。

現場に慣れてきて続けられそうなので、もっとお金を稼ぎたいから夜勤もやりたいと思った時も、現場の方に相談してみると、きっと良い方法を教えてもらえると思います。

■食事

3交替制の勤務①~③のどの勤務体系においても、一度は食事をする時間があり、私は食堂を利用していました。メニューは充実していましたし、身体を動かしているのでお腹も減るので、とても美味しく食べていました。

食事の時間は気の安らぐ瞬間ですので、美味しいものが食べられるのは大変幸せだと思います。夜勤の③の勤務の際には、朝方の休憩時にパンと飲み物の支給があり助かった記憶があります。

年配の社員でいらないから自分の分ももらって良いよと言ってくださる方もいて、追加で2個ぐらいもらって家で食べたりもしていました。

当時まだ20代前半でお腹がすく年齢でしたので、とても有難かったのを覚えています。

■休憩

食事の時間以外に2回、10分程度の休憩時間が確保されています。この時間はトイレ休憩に充てられると思いますので、トイレの位置は確認をしておき、業務時間に遅れることの無いように注意が必要です。

電話やメールを送る場合には、トイレの時間を出来るだけ早く済ませて、残りの時間で素早く行わなければなりません。あらかじめ電話が掛かってくるのが分かっている場合には、食事休憩の時間か、業務が終わってからにしてもらうとかけ直しの手間が省けると思います。

休憩時間になったからと慌てて作業を中断すると休憩明けに自分の作業がどこまで完了したか分からなくなってしまうので、一通りの作業を完了してから休憩に行くか、休憩時間の少し前に作業の進捗を調整しておきましょう。

■残業

残業は、私が働いている時はそこまで多くはなく週に1回2時間程度の残業があるかどうかという状況でした。

③の勤務については残業は設定されず、時間通りに終業となっていました。

残業をいっぱいしてお金を稼ぎたいと考えている方や、残業はできるだけしたく無いから毎日定時で帰りたいと考えている方は、面接の際に希望を伝えておきましょう。勤務してからこんなはずではなかったと思って早期で退職してしまう事になると、自分にも相手にもデメリットしかありません。

ラインでの作業では一人欠けるという事は大変大きな事ですので、社会人の基本である『報・連・相』の実行は必要ですね。

■給与

現在、給与明細が手元に残っていないので私の記憶に頼って記載しますので、今の条件とは異なる場合もありますので、その点はご了承ください。

◎日給:9,000円ぐらいだったと思います。
◎各種手当
・通勤費:通勤距離に対して当時のレートで12円/kmで算出された金額支給
私は片道22.5kmの距離でしたので、22.5(片道距離)×2(往復換算)×20(出勤日数)×12=10,800円ぐらいでした。 (当時は片道25kmまでが上限でした)

・皆勤手当:10,000円/月

・残業手当:時給に25%割増ししたレートに勤務時間を掛けて算出された金額支給

・夜勤手当:22:00~翌5:00まで勤務していた時間があれば支給

・休出手当:休日出勤をした場合に、普段の時給に割増ししたレートに勤務時間を掛けて算出された金額支給

■雰囲気

私が働いていた現場は50代の方が多く、その他に30代後半の方や40代の方が少しいるという構成となっていました。初めての工場勤務という事で作業についていけるか不安が大きかったのですが、丁寧に作業指導をして頂けましたので、数日で作業に対しての不安はなくなりました。

私が当時23歳ぐらいで大学卒業しているという事で物珍しがられ色々と話しかけてもらえ、現場にもすんなり慣れて楽しく働かせていただきました。

特に、班長が気さくで面倒見の良い方でしたので、普通なら私の立場には教えないような寸検の現場なども見せてくれたので、一つの部品に真剣に取り組んでいる姿を見ることができ、私自身も自分の作業への誇りを持って丁寧に目の前の作業へ取り組むことの大事さを胸に刻むことが出来ました。

あとがき

以上が私が実際に働いていたヤマハ発動機(株)の自動二輪車エンジン部品の製造現場に関して、体験した内容となります。

この現場を経験したのは、大学卒業してすぐの頃で、私が社会に出て1年目でしたので、まだまだ社会経験も乏しく至らない点も多々あったと感じます。

特に工場勤務は経験ありませんでしたので、先輩方や社員の方の伝えてくれることはメモに残して、少しでも力になれるようにと一生懸命働かせていただきました。私にとって大事な経験を積むことが出来たと思います。

なにより自分自身がサービスという目に見えにくいものよりも部品など目に見えるものを扱う仕事の方がやりがいを感じるのだという気づきが得られ、その後の就職に対しての一つの道しるべが出来ました。

この記事を見てくれた方の不安が少しでも解消できれば、私としてもとても嬉しく思います。

もし、何かもう少し確認したいという項目があれば、コメントして頂ければ、分かる範囲でお答えしたり、調べて記事にしたいと思いますので、気楽にコメントも送ってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました